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低血糖症

低血糖症
Hypoglycemia

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どんな病気か
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血糖値(血液中のぶどう糖の濃度)は、正常では、空腹時で1デシリットルあたり70~110ミリグラムという、比較的狭い範囲に保持されています。それは、血糖値が上昇するとインスリン分泌が増え、下がると減少するネガティブフィードバック機構で調整されているからです。この値は、糖尿病のない人では、食後に計ってもほとんど変わらないほどです。

私たちのからだは、どの細胞も血液中に含まれるぶどう糖を主なエネルギー源として活動しており、ぶどう糖なしでは生きていくことができないため、ホメオスタシス(恒常性)維持のために、血糖レベルは一定に保持されておくべき必然性があるのです。

なんらかの原因で血糖値が異常低値(1デシリットルあたり約50ミリグラム以下)になると、さまざまな神経症状や精神症状がでてきますが、この状態を低血糖症といいます。

低血糖状態を長く放置しておくと、昏睡になり、さらには市にいたることもあります。また、長時間経ってから回復しても、脳の機能は元に戻らず、植物人間となることもあります。

これは、脳の細胞が他の組織と違い、ぶどう糖しかエネルギー源として利用できないため、低血糖で脳細胞に十分ぶどう糖がいかなくなり、栄養不足で酸素不足のときと同様に、脳細胞が壊死におちいるからです。

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