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糖尿病の治療 ~薬物療法~

●薬物療法

食事療法運動療法を十分に実行し、標準体重まで、あるいはせいぜい10%増し以内にまでもってきて、なおかつ、グリコヘモグロビンA1cが7.2%を超えている場合には、糖尿病合併症を予防するため、薬物療法を行うべきです。

インスリン依存状態の場合は、インスリン療法のほかに選択の余地はありません。インスリン非依存状態については、適用を間違わないような薬剤の選択が必要です。

薬物療法については、患者さんの状態をみて主治医が決めるべきもので、患者さんが勝手に決めるわけにいきません。したがって、ここでは糖尿病の薬物療法に用いられる主な薬剤を紹介するにとどめます。

経口血糖降下剤
スルフォニル尿素剤 膵β細胞に作用し、インスリン分泌を促進。インスリン感受性改善効果(膵外作用)
ビグアナイド剤 筋肉・脂肪細胞へのぶどう糖取り込み増加
α‐グルコシダーゼ阻害剤 腸管における糖質の吸収を遅らせ、食後の血糖上昇を抑制
インスリン抵抗性改善剤 インスリンの感受性をよくする

インスリン製剤
作用発現時間
最大作用時間
持続時間
速攻型インスリン
0.5~1(時間)
1~3(時間)
6~8(時間)
混合型インスリン
0.5
2~12
24
中間型インスリン
1~3
4~12
18~24
持続型インスリン
4~6
8~24
24~28


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