糖尿病 妊娠 対策

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妊娠前、妊娠中の対策

妊娠前の対策

もっとも重要なのは、糖尿病の人は妊娠前から食事療法、運動療法、インスリン療法をおこない、血糖値を管理しておくことです。血糖値を厳重に管理することによって、お母さんや赤ちゃんの合併症を、減少させることができます。

妊娠中の対策

糖尿病の管理で一番大切なことは、食事療法やインスリン療法を行い、厳重に血糖値をコントロールすることです。

すなわち、次の式から自分の標準体重を計算して、一日の摂取エネルギー量を決めます。

標準体重(kg)=0.5×[身長(cm)-50]

管理の基本は、空腹時の血糖値を血液1デシリットル中100ミリグラム以下、食後2時間値120~140ミリグラムを維持することを目標とします。

もう少し詳しく説明すると、1日の摂取エネルギー量は、次の式により算出します。

妊娠「前半期」の
1日の摂取エネルギー量 (kcal)=標準体重(kg)×25+150

妊娠「後半期」の
1日の摂取エネルギー量 (kcal)=標準体重(kg)×25+350

たとえば、標準体重60kgの人の1日摂取エネルギー量は

妊娠「前半期」
60×25+150=1,650(kcal)

妊娠「後半期」
60×25+350=1,850(kcal)

となります。

このエネルギー量だけでは、なにをどれだけ食べてよいかわからないと思いますので、病院の栄養指導を受け、献立を作るとよいでしょう。

以上の摂取エネルギー量でも、前に述べた血糖値の目標が達成されない場合には、運動療法、さらにインスリン療法を行う必要があります。

この食事療法は、妊娠していないときに比べ、非常に大変なことと思いますが、健康な赤ちゃんを産むためには大切なポイントとなります。

妊娠前からインスリン療法が必要な場合は、血糖値が良好な状態に保たれているかどうか、検査することが大切です。

また、妊娠週数が32~34週と進むにつれ、インスリンの需要量が増加します。そのため、糖尿病が重く管理が不良の場合には、注射するインスリン量を増やさなければなりませんので、入院して管理する必要があります。

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