--------------
どんな病気か
--------------
日本の成人の5%がかかるという糖尿病は、きわめて重大な病気です。糖尿病の人では、経過年数が長いほど、また病期のコントロールが悪いほど、ニューロパチー(抹消神経障害)が進行します。
--------------
症状
--------------
とくに下肢(脚)末端部のしびれから自覚症状が始まることが多く、その範囲や程度がしだいに拡大し、手足の筋肉の萎縮や筋力低下も見られます。
自律神経に障害がおこると、起立時のめまい、汗の異常、頑固な便秘や下痢、インポテンツなどが現われます。また、糖尿病のコントロールがさらに悪化します。
進行すると、足部の感覚低下、栄養障害に循環障害が加わって、ちょっとした怪我から壊疽に陥ったりします。
--------------
治療
--------------
糖尿病の上手なコントロールがもっとも大切です。そのためには食事療法と運動療法を行います。強い痛みやしびれには、抗けいれん薬などを用います。神経障害を進行させないよう、ビタミン剤や血液の流れを改善する薬を用いることもあります。
|